イチジク酢仕込み、ファスティング考


昨日、またイチジク大収穫で、収穫したまま竹ザルに載ったイチジクをキッチンに放置していた。さすがに常温で一晩放置したらお尻が割れたイチジクから発酵臭が漂い、青カビが生え初めている。とりあえずあまり柔らかくないものを集めてフードセーバーでシール、冷凍することにした。

2〜3個単位でラップしてから脱気シールしておくと取り出しやすい。のりしろを長くとっているのでもう2回くらいは脱気シールが効く。しかし、去年の冷凍イチジクがまだ残っているんだが・・・。

残りの熟し切ったものは・・・

イチジク酢を仕込んでみることにしたのだ。柿で酢ができるならイチジクでもできるに違いない。つまり、イチジク酒→酢という過程を経るわけですな。ネットでは1件だけヒットしました。

〇〇酢、柿以外にチャレンジ!『つぶすだけ!爽やかいちじく酢』

保存瓶は熱湯をかけて消毒し、天日干し。青カビも洗って落としておく。なのでイチジクもしばらく天日晒し。

準備完了!

保存瓶に放り込む。

ヘラで潰す。もちろんヘラも熱湯消毒済み。

次々に入れてが潰し・・・

冷蔵庫に保存していた残りがあったのを思い出し、追加。こんな感じになった。塩辛みたいだね(笑)。

ラベルを貼って保存瓶コーナーに。布地越しにすでに発酵臭が・・・。

さて、断油・禁酒・プチファスティング6日目、今日は朝の果物も抜き。そしてついに昼食も抜いて1日1食。さすがにかなり辛くてナッツ、いりこ、昆布などを一口だけ食べてしのぐw。あとは理論武装だ。

iPad Pro入手してからKindle Unlimited(以下KU、読み放題対象の本は約30万冊以上)お試し期間30日に登録したのだが、その中に船瀬俊介氏のファスティング本が2冊あった。というか、ファスティング本探していたらKUに上がっている船瀬本を見つけたのだ。年会費でこの本が買えてしまうのでらKUのお試しのほうが賢い♬

内海氏のこの本もいまKUに上がっている。

ちなみにKUで自分のライブラリー格納できるのは10冊まで、KUになる本は不定期で入れ替わるらしいので出会ったらすぐにダウンロードが吉。

さて、これらの本によればファスティングの効果はダイエットやデトックスなど健康面、老化防止だけでなく他にも様々ある。「私たちが何をどう食べるかで地球環境を変えることができる」と考えれば、ファスティングほど有効な手段はない。

ここ2年くらい長期取材の機会に様々な外食を体験してきたが、ひとつの流れとして外食は純度の高い「濃厚味」に移行していると思う。そして庶民的な食の中に油脂と化学調味料がますます侵入している。時代の食の流れは「陰と陽」の逆転(「陰極まって陽」もしくは「陽極まって陰」)が起きるときに来ていると思う。

その兆候として自然食品店や店やヴィーガンレストランが普通に街に現れ始めている。ネットで情報が入手しやすくなり、マスコミに誘導されない人々が増えている。アレルギー症やガンなど現代病の対抗措置としても「食」は明日からでもできる核となるべき改革なのだ。

それは少食や菜食というだけではない、組み合わせとしてトランス脂肪酸・リノール酸系の断油、さらに家畜肉・乳製品・卵や養殖魚介、農薬・化学肥料漬けの野菜や果物、添加物だらけの加工食品、化学調味料と砂糖・・・これらの不食もセットである。

※砂糖(直接糖)の害については内海聡氏のYouTubeチャンネル、以下のものを視聴するとよい。

甘党必見‼危険⚠万病の要因は砂糖⁈医師内海聡の【食と社会毒】

現代の小麦食粉食もかなり問題だ。精白した穀類だけでなく人間の都合に合わせて品種改良(遺伝子操作)で破壊された穀類そのものが危険なのだ。たとえば現代小麦の「全粒粉」は砂糖よりも血糖値を上げてしまうという。

パンもパスタもたこ焼きも食えないのは悲しい。が、改良前の昔の小麦を栽培するという動きも出てきているのは朗報である。動物食に関しては、最近アメリカの豚・牛がやたらとスーパで安売りしているが、前にも書いた通り、

北米に入植(侵入)したアングロサクソンは、広大な北米大陸の原生林の8割を、わずか300年で伐り尽くしてしまった。リョコウバトやバッファローを壊滅させた。さらに化石燃料を使い、地下水を汲み上げ、農薬を使い、遺伝子組み換え技術を駆使して穀物を生産し、いまその穀類の一部が日本で肉に生まれ変わり、それを私たちが食べている。

その家畜の半数以上が病気だとしたら、これはもうホラーだよ。日本人は米と豆と野菜と果実と、そして近海の魚介でいいと、誰だって思うだろう。(輸入肉と輸入穀物飼料,Diet for a Small Planet/2017.9.1

ということなので買わないようにしているけど、外食をしていたらまちがいなく輸入肉を食べさせられているだろう。

とはいえ僕はヴィーガンのように動物食を全排除したいとは思わない。野生肉・放牧家畜や自然漁業なら肉や魚介や乳製品もいいのだし、そのような一次産業は里山・里海を保全し活性化させるのでむしろ支援すべきと考える。

もちろんたまにハメを外すのは許そう。たとえば娘たちや気のあった友人たちやyuiさんのご両親などに会食を誘われたら、そのときは普段食を楽しみたい。またアトリエに訪問の普通のお客さんには前のように一般メニューを出し、僕も少し嗜むと思う(そのために調味料は残してある)。

腹ペコで18時半過ぎになんとか仕事が片付き、ようやく今日の1食にとりかかる。アスパラが残っていた。とっさに閃いてタマネギとナスと共にオーブン焼きにしてみる。天板にバターを塗って上にも小さなふたかけをのせる。

モッツァレラのスライスチーズチーズが残っていたので途中でそれをON。

メインは昨日蒸し煮しておいたイワシ。下には昼に仕込んでおいたニンジンとピーマンの塩麹和え(+唐辛子の輪切りとお酢を少々)。

オーブン焼きは盛り付けでひっくり返ってしまいビジュアル悪しw。

ちょっと洋風寄りになったので、イワシにはフェンネルをペパーミルで振りかけた。

昨日の味噌汁に小豆島の素麺「島の光」。七味でなく粉山椒で。1日一食なのに腹八分目。ゆっくり味わって食べればこれで大満足。そして夜更かしはせず22時には就寝。

なぜかというと、「夜の10時から夜中2時までは細胞が生まれ変わる”ゴールデンタイム”なのだ」「そして就寝2時間前には何も食べない、これも鉄則。胃の中に何かとどまっていると睡眠の質が低下し、熟睡を妨げる。つまり1日1食の夕食は午後8時までにすませることだ」(船瀬俊介『できる男は超少食』)。

断油・禁酒と共にこれもやってみているのだが、不思議なのはいつもよりずっと早い時間なのに、スッと眠れてしまうことだ。酒がなければ眠れないような体質になっている僕にとって、これはまったくの驚きだった。

夕食後、イチジク酢の瓶を観察に行くとすでに液体が分離し始めていた。

入浴後の新儀式をやってみた。なんと昨日から1.2キロ減で60キロ代に!!


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