サクランボと八宝菜


この雨で庭や畑の植物がいっせいに大きく動き始めた感じがする。敷地を歩いていると増えだしたアマガエルが足元から飛び出す。朝イチでダンチサクランボ収穫。ぜんぶひとりで平らげる。もぎたて、無農薬・無肥料、鮮烈!

製作中の「大地の再生」マニュエルの方向性が2転3転して、新たにイラスト起こし。夜までみっちり仕事。刷新したアイデアを矢野さんに送る。明日は滋賀で行われるズーム会議に参加する予定。

夜は鶏ガラスープ最後の八宝菜。うずら玉は忘れなかったけど、エビとタケノコがないのは寂しいね。でもシイタケとキクラゲがいい感じ。今回は青みはシシトウ。今日は野菜は揚げ油を使わなかったけど、すごく美味しかった。自家製鶏ガラスープ、旨いな。化学調味料入れなくても十分。

「町中華」の番組やYouTubeのラーメン動画見ていると、すべての料理に「うまみ調味料」が入るよね。あれはあれでそれなりには旨いんだが・・・家でまでマネする必要はないよ。鶏ガラ1羽分が50円ちょっとで買えるんだから。

あと工業的に安定したものに頼ることで、自分の舌でみる真剣さや創造性が削がれるのが嫌だ。料理は常に素材が変転するから同じものは2度と作れない。料理はいつも真剣勝負だしアートでもあるんだ。

自分で作物を作ってみるというのはその意味でもとても大事なことだ。だからどんなに忙しくても、ぎりぎりの時間をみつけて、できる範囲で果樹や畑を維持している。季節の自然と出会うことへの感動、形や味わいの鮮烈さ、常にそこに戻っていく。


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