漆喰塗りは昨日で全体の三分の二くらい終わり、同時に大工さんが和室の押し入れ内部の板張りなどを制作。
今日は石屋さんに現場に来てもらい、薪火暖房装置に使う石の搬入やサイズの確認をする。
設置は2階なので重い石の搬入は気を使う。しかも石本体とフードや煙突との突き合せがぴたりと合ってくれるか、不安材料は残るわけで、打ち合わせも真剣かつ慎重である。
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昨日の漆喰塗りの成果を見渡す。乾きの途中なのでまだはっきりとした白には発色していなくてグレーがまだらに見える。
漆喰が塗られ、マスキングが取れてスギ板の笠木が顔を出した。赤身で無節の美しいスギ板である。この笠木や玄関の上がり框、窓枠、ドア枠、そして幅木や回り縁などは、建材屋さんを通して県内のある製材所のものが来ているのだが、これらの材が非常にいい材で、漆喰の白と引き立て合っている。
小屋梁や火打梁が漆喰壁から飛び出している。もちろん周囲の塗りは難しいので職人さんたちにお願いした。
ここはワタシらが塗ったところ。白が塗られることで梁や天井板(=2階の床板)が映える。
漆喰壁が出現したことで、建物のスケルトン(骨格)がよりいっそう鮮やかになった。家具類をごちゃごちゃ置かないで、このままいつまでも眺めていたいと思う。そういえば棟上げの後に床が張られた頃も同じ感慨を持った。
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外では左官屋さんが基礎コンクリートの外周塗りをしてくれていた。乾くと白くなる。
下屋のところもぐるりと。この雨樋の下には雨水タンクを設置する予定(高松市から補助が出る)。