高知に一人でうなぎを食いに行ってきた。思い立ったのが遅くて出遅れて、高知に到着したのが2時ちょい前、目的のうなぎ屋「源内」の午前の部終了間際。ところが到着してみたらけっこうな行列の上に駐車場が満車で止めれないのだ。いつもの「かいだ屋」や「かね春」はここからまだ距離があるし、はりまや橋の「うな泰 」は閉店してしまった・・・。
とスマホで調べながら道で待機していたらすぐ前が一台分空いた。すかさず車を入れて、並んでみる。どうやら、2時までに並べばなんとかありつけるらしい(ホッ!)。それにしても待ちの記入欄には僕の前に何組もいるのだ。でも、昨日買った本がある。それを読みだしたら面白くて面白くて待ち時間がぜんぜん苦にならなかった。
建築家、隈研吾の評伝なのだが、書いているのは若い女性研究者なのだ。これまで隈さん自身が書いた本は僕はほとんど読んでいるし、実際に建築もかなり見てきたのだが、その櫛のすき間の漏れていた情報が次々と心に刺さって、うなぎの順番が近づいて席に座ってからも、ずっと読みふけっていた。ノンアルコールビールを飲みながら(笑)。
そして、ようやく着丼。時すでに15:10。
関西は蒸さないでそのまま焼くタイプ。僕はどちらかといえば関東風の蒸しが入ったものが好きだが。
もちろん炭火焼きである。高知は昔から養鰻業が盛んで、山の産業として土佐備長を持っており、オリジナルの山椒まである。雨が多く地下水も豊富だ。うなぎがおいしくできる素地がある。
美味しかった! ごちそうさまでした♬
源内の外観はおしゃれな現代建築。ここで炭火を焚いているんだから面白いよね♬