昨日、仙台で仕上げた書類は結局深夜に着いた宿まで持ち越され、朝になってようやく矢野さんから修正の原稿を受け取る。矢野さんたちは別の要件で先発し、私は今日の夜に千葉の宿に入るまでフリー。チェックアウトぎりぎりまでかかって書類の手直しをし、ホテルのWi-Fiで事務局に送付。
一度都心に出る。すでに昼時になってしまった。秋葉原で外に出て神田方面に歩く。万世橋付近がリノベーションされておしゃれな空間になっていた。
ここで不思議な自動販売機を発見(クリックで拡大します)。なんと、全部がカツサンドの自販機なのだ!製造販売元は、アキバといえば言わずと知れた「肉の万世」。「いらんしゃいまんせい」と子豚のキャラが笑えるが・・・。
ちなみにこれが肉の万世のビル。トレードマークの牛の顔は福田繁雄のデザイン。
これ、全階がほぼ飲み食い処なのだがらすごい。
上に行くほどお高い設定らしい。6Fが集中調理室で各階の調理はここで行われるそうだ。で、販売機のカツサンドもここで作られて店の人が運んで来るそうですよ。しかし需要あるのかな〜? 電気街からけっこう離れているんだよ(笑)。
こんなメニューもある。でも僕がが昼飯に向かったのは・・・
ココ。「東京とんかつ」の静かなる名店、神田淡路町の「とんかつ やまいち」。
民芸調の小さな店内。なんと調理場・配膳は全員女性!
棟方志功の版画がいいね。
特ロースと行きたいところだが・・・
普通のロースの定食にカキフライ1個をつけてみた。
この厚み、ほどよい脂。甘みがあり、香ばしく、全体にコンパクトで上品な感じがいい。
キャベツもご飯も赤だしも完璧・・・。カキフライも美味しかった。この「とんかつクオリティ」は東京でしか味わえないな。
すぐ裏手にやはり名店「勝漫」がある。この界隈、古き良き東京を残していてなかなか良いのだ。
小川町まで歩いてスタバに入る。スタバも店舗によってかなり個性が違うが2階が落ち着いていてなかなか良かった。夜までここで仕事して、また万世橋へ。
万世橋は1912年(明治45年)に作られたレンガの高架橋である。2013年に耐震補強され「マーチエキュート神田万世橋」という商業施設に生まれ変わり、翌年グッドデザイン建築賞を受賞している。古いアーチ構造を残しながら、それを生かすような照明もなかなか良い。調べてみると「(株)みかんぐみ」の建築家たちも参加したようだ。
地ビールで有名な茨城の木内酒造も入っていて、カフェバーや河岸のデッキで飲める。個性的なインテリアショップなんかも入っている。
さて、そろそろ千葉へ向かわねば。やきとんをチョイととつまんで立ち飲み、
締めは・・・
やっぱりコレ(笑)。
半日で良きTOKYOを堪能できたね♬