落花生、屋久島のヤマイモ、ウコンの力


長旅の取材続きで放置されて草だらけに埋没した畑。半ば絶望しつつ、意を決してカマとクワを手に突入。落花生はもうその葉っぱの痕跡も見当たらないのだが、三つグワで掘り返してみると実がけっこう出てきた。屋久島でもらってきたヤマイモも支柱を立てることなく放ったらかしていたというのに、雑草に絡みつきながら成長し、その茎をたどって掘り起こしてみると、小さいながら紡錘状のヤマイモができている。そして、勝手に秋作されたジャガイモと、昨年から放置して再生されたウコン。

やはり、畑があるというのはいいものだ。これだけ放置しているというのに、首の皮一枚でなんとか命をつないでいる。その収穫物を見ているうちに、ありがたくて涙が出そうだった。

昨日のタコを少しいただく。残りはまた酢洗いしておく。洗うといっても使う米酢の量はおチョコに一杯くらいだ。これを繰り返すと1週間くらいは保存できるが、後半は酢ダコになっていき、繊細なタコの風味は減っていく。

ウコンを擂ってカレーに使ってみることにした。

いつものスパイスに加えて生のウコンを加えるだけで、風味が驚くほど鮮やかに変わる。ウコン(ターメリック)がカレーづくりにいかに重要な素材であることか、思い知らされる一瞬だった。

まだベーコンが余っていたので2色スパにしてカレーがけとした。いや旨かった!


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