葉山とタネ


朝イチのバスに乗って高松駅へ。マリンライナーで瀬戸内海を渡る。今日は岡山から新横浜へ。そして神奈川県の逗子まで電車に乗る。

朝、急いでお弁当を作ってきた。

昨日の三分づきにごま塩と梅干し。それに漬物。おかずに昨日のキャベッジダウンの残り。これはガラスの蓋付容器に入れてきた。食べにくかったがまあしょうがないわ(笑)。

新幹線の車内がちょっとざわついたと思ったら。富士山が見えているのだった。私の席は反対側だったので、席を立って連結部のドア越しに写真を撮った。

さて、今日は矢野さんのトークイベントがあり、明日はその会場に近いK邸のメンテナンス工事が行われる。逗子駅から葉山方面へバスに乗り、葉山港で降りる。港湾事務所の3Fがトークライブの会場だった。

矢野さんの他に2人の女性が話す。まずは種子の研究者Koa Weaver 佳奈さん。在住するアメリカ・バークレーでの活動報告。以前、ちょうど帰国されているときK邸でお会いして話は聞いていたのだが、在来種の種子をゲリラ的に普及しているというエキサイティングな話。大地の再生にも大いに興味を持たれており、僕の本ができたらアメリカで翻訳出版したいと意欲的だ。

中休み、ちょうど夕暮れてきて富士山がシルエットで浮かぶ。手前は江ノ島。右手には鎌倉が見える。

2番手に矢野さん。どうやら会場の皆は矢野さんの「大地の再生」が一番のお目だったようだ。

最後に主催でもある一社・EARTH BOOK 代表の矢谷さんによる馬の話。彼女は野草と草布の製作などをしていたのだが、現在は沖縄宮古島の在来馬、宮古馬の救援活動をやっている。その映像を見せてくれた。

手作りお菓子がふるまわれるというサプライズもあり。

夜のとばりが降りて、3人の対談に入る。

僕の感想だが・・・今日のお客さんの熱気から鑑みるに、もしここに「大地の再生」の新著があったなら飛ぶように売れただろうな(笑)。

打ち上げは葉山マリーナの名店「ラ・マーレ」。1977年創業の老舗フレンチ。

まずは地ビールで。

味といい盛り付けといい、さすがですな・・。

パスタもハイレベル、いやすばらしかった。

飲みながら佳奈さんと四方山話、僕の著作をまだ知らないそうなので自著を一冊進呈。かわりにアメリカから来たタネをもらった。ネイティブアメリカンの在来コーン、真ん中はチョウが集まる花のセット(!)、そして右はスーパーフードと噂される豆。来春の畑の楽しみが増えた・・・。

僕も種蒔きしたわけだが、タネになって返ってきたのであった(笑)。


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