昨夜は鹿児島泊の予定だったがお祭りで宿が取れず、熊本に泊まった。ラーメン居酒屋で食事中にテレビでボクシングの村田の勝利を観戦することができた。さて、今日は岡山県の高梁市まで行き、明日は長野県の八ヶ岳の会合に出なければならない。
高梁市の成羽美術館で昆虫写真家の今森光彦さんの切り絵の展覧会が行われている。以前からGomyo倶楽部のN先生が今森さんにコンタクトをとっており、今日はトークとサイン会が行われるので、N先生たちが車で高松から向かっている。備中高梁駅で待ち合わせし、まずは皆で蕎麦を食べに行く。
店内にも展覧会のポスターが。
さて蕎麦だが・・・この店は二八蕎麦と十割蕎麦、それに舞茸の天ぷら、それくらいしかメニューがないというこだわりぶり。十割蕎麦を大盛りで頼んでみた。
しばらく徳島の「そばごや」に振られまくっていた私に、これは嬉しい蕎麦との出会いだった。地元の粉ではないようだが(北海道産とある)まちがいなく本物の蕎麦の味! わさびでなく辛味大根がつく。
器も良いね、オール備前ですね♬
食後、散策。高梁は備中の小京都と呼ばれており、古い町並みが残っている。
高梁川を高瀬舟が行き来していた。中国地方と瀬戸内海を結ぶ重要な舟運で、下り荷でとくに大量に運ばれたのは鉄だそうだ。そして上り荷には塩や魚、魚肥などが。
明治22年に建設された「高梁基督教会堂」。
今日はあさみちゃんも参加。
さて、美術館へ。
思ったよりもかなり大きい。設計は安藤忠雄。
今森さんのトークはさすがに光るものがあった。とくにチョウとガの羽のデザインの話はおもしろかった。
記念写真。屋久島帰りなものでワタシの格好がちょっとアレですがw。
切り絵画集。ほぼ展覧会図録。
ベニシジミを押してもらった。今森さんには屋久島帰りでツマベニチョウを見てきたことや、矢野さんの「大地の再生」の話を少ししておいた。いつかGomyo倶楽部に来てくださると思います。
帰りは車の中でBooking.comを使って松本の宿をとり、岡山駅から松本駅へ向かったのだが、塩尻〜松本間で事故があり、木曽あたりで列車は足止めを食った。なんとか松本へたどり着いたのが深夜12時近く。チェックイン21時までの宿だったが、電話してなんとか対応してもらった。
松本バックパッカーズ、2段ベッドの民泊みたいな宿。値段は3,000円だった。