思い出の鹿児島その2/さつま揚げ・観覧車・ラーメン小金太


コーヒーを堪能して、さすがに歩き疲れたので路面電車に乗ってホテルまで帰る。ザビエル公園近くで「徳永屋本店」というさつま揚げの店を通りかかり、気になって3枚だけ買わせてもらった。あの追憶をひもとくように、コンビニでいも焼酎を購入し、ホテルで飲む。

島津藩の家紋が。その名も島津揚げ。きくらげとごぼうが入っている。

さつまいもが入っているいも天。いも焼酎に合わないわけがない♬

夕暮れどき、外に出たら観覧車に乗ってみたくなった。あれに乗れば絶景の桜島が見えるはずだ。

乗車券、500円。

お客は私の他に見当たらない。グイ〜ン・・・

おおぉ、やはり絶景だ! 最上部で見た桜島と夜景〜〜〜!!! 初めて旅した鹿児島の帰り道、電車の時間を待つ間、駅前の食堂のようなスナックのような店でビールで時間つぶししていたら、「お兄さんは将来いい仕事をして有名になるような気がする」などと、突然店のオバサンに言われたことを思い出す。今から30年も昔のことである。

再び町を歩く。鹿児島はラーメン天国でもある。有名なのは最古参の「こむらさき」や「くろいわ」だが、昼間みたら両店舗ともがら空きだった。やはり時代はもっと濃いやつを求めている。ラーメンも時代と共に進化していかないと客に見放される。前回の「豚とろ」はなかなか良かったが、今回行ってみたかったのは「ラーメン小金太」。

まず大根の漬物(無料)が出て来るのが鹿児島ラーメンの特徴。

メニューに「セット」というものがあり、SSサイズのラーメンとSサイズのチャーハンがセットになって出てくるというもの(820円)。ラーメンはこんなサイズ。飲みの〆にいいですね♬

そしてチャーハンのS。とはいえ、そこそこの量あり。で、このチャーハンが噂どおりめっぽう旨い! タマネギが入っているのが特徴的。しっとり系でアブラーなのだが魔味があるというか・・・。

麺は博多系の細ではなく中太。スープはとんこつだが豚臭系ではなくちょっと洗練された味わい。カウンターからきびきびした調理風景が見え、配膳のおばちゃんとお姉さんの接客も良かった。

完食。やはり小金太で正解だった。

帰り道、屋台村を眺めてきた。2〜3人ならココも楽しそうだね。

観覧車が電飾されていた。

さあ、明日は屋久島に飛ぶ。


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