朝食兼昼食は、昨日仕込んだおでんとおひたし・豆サラ・アボガドで。今回は手羽先を入れた。
ダイコンは厚めに皮をむいて米のとぎ汁で下ゆで。するとよく出汁がしみて柔らかくなる。讃岐ではおでんのつゆはいっしょに盛らずに、ゆるく溶いた辛子味噌(例によって甘め)で食べるが、私はつゆだくに練り辛子が好きだ。
手羽先はへろへろに柔らかく、もはや飲み物のレベルw。しかし、おでんにはやはり手羽元のほうが、味も見た目もいいようだ。
昨日、トロ箱のマアジ(やや大きめ)が安かった。鮮度は刺身にできるか?というぎりぎり。3尾買って2尾は猫たちの餌に。一番状態のよかった身を久しぶりにピチットで干物にする。
切り身に多めの塩をして30分放置、それを水洗いして、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ってピチットへ。これで冷蔵しておくと干物ができる。
塩が回るまでの間もう一品の仕込み。昨日の牡蠣の残り3個をオリーブ油で炒めてカキ油で味付け。十分に水分を飛ばす。
ニンニク、ローリエ、唐辛子とともに小瓶に入れオリーブオイルを注ぐ。
食べるのは一週間後だ。味の溶けたオイルでおいしいパスタも作れる。
実は昨日は大アサリが売っていたのでつい買ってしまったのだが・・・こいつが、殻が開いてみると身が小さくてガッカリ😞。シイタケをたっぷり合わせておいてよかった。追いバターで仕上げ。
しかし、アサリの中身を見分ける方法はないものか・・。殻からはみ出しそうなぷりぷりのアサリは出汁もまたすばらしい。中身の状態がアサリ料理を決定付けてしまう。
そこで思いついたのがストックしてあった茹でた青菜。ホウレンソウとブロッコリーをこの汁につけながら食べると旨い!
夜もおでん。これは日高昆布。かんぴょうで巻くのは面倒なので、短い自家製竹串に刺して煮るのです♬
残りは野田琺瑯に入れて冷蔵庫へ。しかし手羽先は脂が出るね。
しょっちゅう料理に使う自家製竹小物たち。真ん中のただの棒のようなものは、お猪口にとった辛子を練るのに作ったもの。その上の小ベラはその練った辛子を取り出すのに便利。竹は硬く鋭いが、金属ほどではないので、陶磁器への当たりが優しい。それにしても堅牢で、案外長持ちするのに関心する。
今日もおでんの温めには火鉢の炭を使った。竹と炭は実に食生活を豊かにしてくれる。そしてどちらも原材料費はタダだ。
が、私以外にこんなことをやっている人はあまり見かけない(笑)。