バロンとドリーと薪火の時間


バロンは相変わらず出たり入ったり。夜は帰らないことが多い。この寒さで大丈夫なのかとも思うのだが、朝方戻ってきてはしこたま餌を食べているので、まあ大丈夫なんだろう・・。ただ私に撫でてもらいたい願望は強いらしく、食後にはナデナデをねだりに鳴いたり膝に飛び乗ってきたりする(これが、ずっしりと重い/笑)。

ドリーは相変わらずアクティブで、1日に1回は外に飛び出して遊んでくる。外から家に戻るときは、私が立ちふさがっているとやはり警戒して入らないので、ネコ1匹分の隙間をドア固定して勝手に入れるようにしている。床が多少汚れるのはもうしょうがない(雑巾がけしている)。

ドリーの猫砂蹴散らしはまったく治らない。むしろ体が大きくなるぶん広範囲に飛んでしまうようだ。糞の取り出しの他に、1日に2回はその床に落ちた砂の掃除もしなければならない。ともあれ行動的なネコを2匹飼うというのは、何かと時間を取られるものだ。

せっかくアトリエの仕事環境を構築できたというのに、パートナーを失って畑庭や事務仕事が増えた上に、ネコにも手間をとられている・・・。一人だと囲炉裏暖炉をつけるのも何かと面倒になって(薪の追加など火の世話が必要になってくるので)、仕事に集中するときはエアコンと足元のオイルヒーターで済ますことも多くなった(そのかわり、スタッフや客人がいるときはふんだんに薪を焚く)。

それでも夜は、音楽を聴きながら、あるいはギターを弾きながら囲炉裏暖炉を焚くことが多い。ひとりのときは太い薪を先に置いてその上に井桁を組み、上から火をつける着火方が便利だ。これだとほとんど手間がかからずに(薪をいじることなく)大きな火種を構築できる。

アクティブなドリーが追加したおかげで、床や階段の傷はかなりのもになって、もはや諦めている(泣)。しかし2匹を見ている時間はやはりいいものだ。暖炉の火にまどろむネコは、また絵になる(お前たちも贅沢だよなぁ・・・)。喧嘩しなければもっといいんだけどね。

しかし「囲炉裏暖炉」を作りたいとの問い合わせはけっこうあるのだが、まだ実際に作ったという話は聞かない。今年は仲間ができるでしょうか?


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