還暦、仙台「丸昌」


今年、私は年男で3月の誕生日に還暦となる。私が60歳になるなんて、自分でもまったく信じられないことなのだが、もうここまで来てしまったのだからしょうがない(笑)。30歳になったときの焦りも、50歳になったときの「俺って、もう中年なんだ・・・」という事実にも衝撃を受けたが、自分が還暦というのは、やはりにわかには信じがたいのである。

車の中に佐野元春の『情けない週末』が流れている。東京のサラリーマン時代、絵で生きる決意を固めてそこから離脱し、アルバイトを転々としていた頃よく聴いていた曲だ。あれから30年以上の日々が流れたのだ。正月から原稿書きの仕事をするはずが、そんな感慨が押し寄せてきて、つい車で出かけてしまう。

さて、仙台ひとり飲みの続きだったね♬ 2軒目はここです。

駅に近い人気店らしく、行列待ちで入れませんでしたが、並んでいると「ひとり席なら空きました〜」と言われ、カウンターの一番奥に案内される。突き出しにキャベツ。カウンターに置かれた甘味噌で食べるらしい。

しかし、メニュー・・・驚きの安さ。

もつ焼きの店らしく、キンミヤとホッピーもあり、宮城全種の地酒が置いてある。

満席なので焼きは時間がかかる。まずはホヤの塩辛と、

ほうれん草。

もつ焼きが上がってくる。コブクロとカシラだ。ヤキトン、懐かしいねぇ。味もうまかったわ〜。

ビールの後はやはり地酒を一杯。デフォルトの日本酒は「浦霞」。

モツ煮込みを楽しみにしていたのだが、売り切れだった。そこで串煮込みのシロをたのむ。

キンミヤとホッピー。2杯目は「なか」をお願いしてホッピーを注ぐ。アテは豚足をたのむもこれまた売り切れ。カキフライ(2個で150円って・・・)をお願いした。さすが宮城、居酒屋のカキフライもあなどれない旨さだった。

この店、面白いのはスタッフの多くが白い割烹着を着た若い女性であること。昼の12時からやっている店だそうで、明日は煮込みと豚足の味を確かめてから帰ろうかな・・・なんて思ってしまいました(笑)。

会計して外に出るとみぞれ。先隣の店の軒先でみぞれやどりしていると、客引きのお兄さんに入店を促される。いったんは断ったものの、ガラス越しにギネスの文字が。

雰囲気の良さそうなバーだった。最後にギネスで〆ることにして入店する。

(続く)


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