雑誌連載のラフができたので、息抜きにドライブ。東へ。徳島の鳴門まで出て鰻でも食おうかな・・・と思ったが、突如「鳴門うどん」というジャンルがあることを思い出し、ネットで検索して「大井食堂」という店に入る。
群馬の山暮らし時代に四国を旅してこの「鳴門うどん」を食べ、讃岐うどんとのあまりの違いに衝撃を受けたことがあった（笑）。だって、このうどんは田舎のおばあちゃんが作ってくれるなんの変哲もないフツウのうどんではないか。油揚げだって竹輪だって市販のものを切ってのせただけだし・・・。
それを特異なジャンルとして持ち上げるライターの感覚はちょっとおかしいのではと思ったりもしたが、考えてみれば若い人は生まれたときからカップ麺で、おばあちゃんの手作りうどんを食ったことがないとすれば、それもありなのかもしれない。
しかし昭和な店であった。メニューもうどんだけ。トッピングは竹輪と卵のみ。
うどん竹輪入り（普通盛り）完食。麺がやわらくて不揃いでちゅるちゅる。今では癒しの「鳴ちゅる」などと呼ばれているらしいですよ。どんぶりがいいね。
外観です。
予定の鰻重の十分の一の価格で済んだので（笑）、２軒目に行くことに。
（続く）
