根津美術館、初孫・再会2018


東京で仕事の打ち合わせを考えていたが都合がつかず、1日フリーの時間ができた。前日、三春での取材中、娘に連絡を入れたら会えることになった。昨年生まれた初孫を私はまだ見ていないのだ。早めにホテルを出て前回の旅で見れなかった隈研吾建築行脚。地下鉄の表参道からみゆき通りを歩き、プラダ、フロムファースト、コレッツィオーネと眺めてどん詰まりが根津美術館。

正面に竹格子。

スチールで受けた庇。裏の素材は木毛セメント板。

しかし、ほんとうにスチールとガラスの使い方が絶妙である。

庭園もかなり広い。

庭園から見た茶室口。

階段と手すり、ガラスとスチールの数奇屋、そのディテールはミースのファンズワース邸 を想起させる。

お得意の「角の薄仕上げ」でシャープに見える長椅子。

展示物は時間がなくてしっかり見れなかったのが残念、唐の時代の石像(十一面観音立像)と春日山蒔絵硯箱(室町時代・重文)が良かった。渋谷まで地下鉄で出て、井の頭線で吉祥寺へ向かうが、途中東急渋谷駅構内で岡本太郎の「明日の神話」に出会う。この絵がメキシコから戻って修復されて飾られるのは奇跡に近い。

待ち合わせ場所は長女の住まいに近い吉祥寺。私にとって思い出深い場所だ。

前回会った4年前、三女のハルはまだ大学生だったが、今は高校の教師をしている。次女のミーはまだyuiさんが生きていた頃、いちど高松にニュージーランド人の彼氏を連れて立ち寄ったことがある。今は阿佐ヶ谷商店街の有名酒店のアルバイター。長女のユリは大学病院に勤める看護師で、助産婦の試験を受けるべく学校通いをしながらアーティストのダンナを支えている。

離婚して3人娘と別れてからもうすぐ14年。それぞれが前向きに元気に育って、再び井の頭公園を歩ける日が来るとは・・・。娘たちはみな酒が強い。2次会はミーの酒屋の角打ちコーナーでしこたま飲まされて、帰りはさすがに夜行バスはきついと思ったが、新幹線の最終を逃してしまい、寝台特急「サンライズ瀬戸」のソロで帰ることに。

東京発22:00高松着7:27。さすがに個室寝台なのでよく寝れた。高松駅からバスで自宅へ帰り、ネコたちに餌をやってお茶を水筒に入れて、車でGomyoへ出発。なんとか10:00に間に合い、お田植え祭のイベントに無事参加。

Gomyo倶楽部活動報告/お田植え祭2018


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