古い乾物を少しづつ食べているシリーズ(笑)。
今日は茶色のレンズ豆(レンティル)でディップを作ってみましょ。
水からレンズ豆を柔らかくなるまで煮て、それをすり鉢で擂ります。ペースト状になるまで。
タマネギのみじん切りとクミンシードをオリーブ油で炒める。
タマネギが透明になり、ちょっとキツネ色っぽくなてきたらすり鉢に入れてそれもゴリゴリ。
両者を混ぜる。混ぜるとテリが出てきて、あたかも「粒あん」のような外観になる。塩で味をととのえる。
スコーンを焼いて、それに付けて食べてみた。
クミンの香りがいいね~。野菜につけても美味しいだろうし、サンドイッチにも使える。
この豆は西アジア全般でよく食べられている。鉄分やビタミンが豊富で、なにしろ安い。山暮らしのときこの種を畑にまいてみたことがあるが、途中まで成長したが、花までは咲かなかった。
それにしても、乾燥豆ってのは生命の元を宿しているわけだ。すごいもんだね。