私は鰻好き。関東の人間だから鰻は蒸した柔らかいのがいい。
今年はスーパーで真空パックのを温めて食べてみたけど、香ばしさがなくて不発だったな。
京都では念願の「かねよ」に行く機会を得た。
京極で明治から操業する老舗のうなぎ料理専門店である。もちろん炭火焼きだ。
ここはうなぎ丼の上に京風だし巻きがのった「きんし丼」てやつが人気メニューなんだが(写真奥の黄色いのがはみ出たやつ)、もちろんそんなもの頼みますかかいな。上等うなぎ丼でキマリよ。
お新香がさえない市販品だが、いまどき2300円だから許す。
むう。すばらしい香りだ。
美味い!!! 厚みはないがふっくらと香ばしく臭みがない。これでいい。そして、タレが抜群に旨い。ああ、来てよかった!
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京都は関西圏にありながら、鰻は江戸風に蒸しが入ったものを出す店が多い。五条の江戸正もそうだった(名前からして江戸だが)、次は祇園の「う」で桶食いしてみたいな♫
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残念ながら高松の鰻屋、来てすぐに有名店で食べてみたが私の好みじゃなかった。でも無性に食いたくなるときあるんだよねうなぎ。で、すき家のうな牛を思い出した。
ちょうどフェアーをやっていて、しじみ汁とおしんこの付いたセットが980円だ。ダメもとで行ってみた。
いや。これがなかなか侮れない味だった。鰻はきちんと蒸しがはいってふわふわと柔らかい。臭みもほとんど感じない。牛丼との相性もよく、方や粉山椒、一方で紅ショウガと、2つの薬味が楽しい。そして、しじみ汁がいい脇役となっている。ちなみに私は大のあさりしじみ好きなのだ。
ただしすき家、食べて応援の企業であるから、多少のベクレは覚悟の上である。
※後日、別店舗で同じものを注文した。これがちょっと食えない鰻だった。当たり外れがあるようだ。
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さて、工事は無事済んだ。