ヤクスギランド、太忠岳、番屋峯キャンプ場


早朝、屋久島宮之浦港に着く。前夜は種子島で車の移動を促された。まあ無理やり1台分を作ってもらったのでしょうがない。2等船室の雑魚寝だが、揺れもなく快適だった。着岸が近づいてデッキに出ると屋久島の森と山が朝日に照らされている。

行く予定の場所、有名ポイントはだいたいグーグルマップのマイマップに落とし込んである。まずは尾之間温泉(おのあいだおんせん)に行く。10年前にも入ったジモセンの熱湯である。途中、名峰モッチョム岳を見る。

尾之間温泉、湯も良いが建物も風情があって、梁の支えに玉石なんかが使われている。

店番のおばちゃんに許可をもらって駐車場の一角で朝飯を作る。今回、土鍋のかまどさんとイワタニのガスコンロを積んできた。お米は船の中で洗っておいた。2合炊いて半分はおにぎりにするのだ。

野田琺瑯謹製「ぬか床美人」も持ってきた。せっかくなら島の野菜を食いたい。無人販売所を見つけてキャベツとダイコンを買った。

ヤクスギランドへ。入場料500円。ここは車道からすぐにヤクスギが見れる所で、観光客に人気が高い。前回は来れなかったので初めて。

春の屋久島にしては珍しく10日ほど雨が降っていないということで、コケもスギの落ち葉も乾いていて快適。原生林の中で弁当を食う。

せっかくなので太忠岳まで登ってみることにした。

頂上に天柱石と呼ばれる巨岩が屹立している。

なんとか雲が晴れてくれた。安房の町と港が見える。

帰りは小花山を通る。

川がいい。

楠川温泉で汗を流す。オジサンが島っぽくていい人。

泊まりは安房の番屋峯キャンプ場。海岸だが芝生のサイトで風もなく快適だった。

サバなまり節がすこぶる旨かったのだが、パソコンで寝落ちしているうちにネコに残り半分を食われてしまった!


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