雪のGomyo、続「カツ丼の作り方」


Gomyoは今年最後の観察会。だというのに雪になってしまった。みろく公園の入り口くらいまではそれほどの積雪はなかったのだが、そこから山に入るとどんどん雪道になっていく。

現地はまるで東北か北陸のような雪景色であった。

生徒たちは珍しい香川の雪に大はしゃぎであった。私はスバルの走破力を楽しんでいたが、やはり4駆&スタッドレスとはいえ急坂のバックで滑り始め、冷や汗をかいた。

ジャンボタクシーはチェーンが外れたり、滑って側溝に脱輪したりと大変であった(皆で知恵を出し合って救出したが・・・)。おニューのオリンパスTG-5もとんだデビュー戦であった(笑)。

帰宅して夜まで本業の仕事。ちょっとくたびれたので、冷蔵庫に1枚残っている分厚いロースでカツ丼を作る。TG-5の撮影能力を試したいこともあり・・・。とはいえ鰹節を削って丼つゆを作るところから始めるのだ。

丼つゆはいつもの土井先生レシピで、

・醤油1/2カップ
・みりん1/2カップ
・砂糖大さじ4
・水2カップ
・昆布5㎝
・鰹節5g

で作る。これで4〜5回は使えるかな。砂糖は滅多に使わないんだけど、カツ丼のゆつはいくらか砂糖甘にしないと美味しくない。小麦粉はサラサラタイプの「日清クッキングフラワー」が便利(土井先生がCMに出ているやつ)。

竹串を使うと手が汚れない。パン粉は細かいタイプのもの。

冷たい油から揚げていく。スプーンでかけながら揚げると少ない油ですむ。裏返したら弱火・・・と火力を調節しながら。

バットにくしゃくしゃにした新聞紙を敷いて、キッチンペーパーを1枚。

絶妙な揚げ具合。分厚い肉は、揚げる前に肉を常温に戻すのが大切♬

丼つゆにタマネギ。タマネギのレイアウトにも気を配る。鍋の円のカーブに相似形に配置しているところに注目。こうすることで卵がくっつきにくく、丼に移すとき滑りやすくなるのだ。

卵は肉をあげる時に使った溶き卵に+1個を使う。が、一度に全部入れない。まず、ふつふつと沸いているタマネギとつゆの部分に半量を落としていく。沸いているところを狙うのがコツ。

ここでいったんフタをする。

そして2回目の卵はカツの上に。再びフタをして仕上げ。火加減に注意。強すぎては焦げたり跳ねたり、でも弱すぎでもダメ。

そして丼への着地。最初はうまくいかなくて、何度も失敗した。ひとつは鍋底に卵がくっついて動いてくれないこと。これは、先に書いた玉ねぎのレイアウトと、卵の半量を落としていくとき、沸いているところを狙うのがコツなのである。

あとは卵に火を通しすぎないことも大事。それからできあがりに白身のかたまりがきれいな膜となって見えるのが美しい。これは追加の卵を菜箸で溶きすぎないこと、そして半熟で引き上げて丼に盛った時点で丼にフタをしてご飯の余熱で蒸らすといいのだ。私は丼なべ蓋をそのまま利用している。

しっぽの脂のところが美味しい。粉山椒を振っていただく。トッピングは焼き海苔、ミツバ、青ネギ、グリーンピースなどお好みで。

揚げ油を処理する前におかきを揚げてみた。

カリッとよくできた。これまたすごく美味しかった。

なお揚げ油は「米油」を使っている。この油だけはCOOPで買う。油汚れは洗剤と湯沸かし器を使う前に紙やウェスで拭き取っておく。この頃は米のとぎ汁や木灰を洗剤代わりに使って洗ったりしているので、お湯と石鹸の使用量が激減中♬

ところで私が使っている銅製の「丼なべ」はなかなか良いです。オススメです♬


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