納戸のカーテンができた。寝室とクローゼットたちと同じように、つっぱり棒+インド綿。
丸亀のDAISOに長サイズのつっぱり棒といい金具を見つけたのだ。
棒のスライド部分は裏側に隠れるので収まりもスッキリといい感じ。オーダーメイドの木製建具を使うとウン万円になってしまうが、3000円もかからずできてしまった。これらの開口部の処理にはかなり悩んだが、いちばん安価な方法が最も優れた解決法だった。
ちなみに寝室側の金具はこんな感じ、透明プラで挟むタイプ。
アトリエは漆喰壁の白に無垢の木(ほとんどがスギ材)の組み合わせなので、ところどころ布物で色を使って変化をつけることで、温かさがでてきた。ダイニングチェアの座面もカーテンと相似色で呼応する。
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家作りには職人さんたちでなければとうてい不可能な技術や美しさというものがある。設計のプロに任せなければ出てこない空間の妙というものがある。その空間に身を置く喜びは、絵画や彫刻から受ける感動とも似ているが、それが毎日の暮らしの「動」の中にあるだけに愉しみが深い。
しかし、すべてをプロにゆだねてしまわず、ハーフビルドのすき間を作っておくとコストダウンもできるし、自分の暮らしの身の丈や美感に合った作り込みや、微調整ができる。後からの可動部分は変更もしやすいので住み継ぐにもいいことだろう。
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おまけ。寝室の手作りライトもお気に入り(中央の黒いのはテレビじゃなくて下屋側の窓)。穴蔵ふうで落ち着きます。