水戸に建つ伊東豊雄、ニンニク鰹


バロンは昨夜家に帰れなかったせいか、朝のエサを食べてから昼間はほぼ一日中寝ていた(昼エサはちゃんと起きて食べていたw)。ところでブログを書くのにネットや図書館で資料を漁っているうちに、2つのビッグなニュースが飛び込んできた。

ひとつは高知県に県立林業大学校ができ、その初代校長に隈研吾が就任するというニュースだ。林業大学校は15年度に先行開校した県立林業学校(香美市)を改名し、定員を倍増させて林業のエキスパートを育成する「森林管理コース」や「木造設計コース」などの専攻過程を設けるそうだ。新校舎はCLT(直交集成板)を使った建物になり、開校は2018年4月野予定、と。

隈氏は会見で「若い人が林業に関心を持ち、林業に就きたいと思ってほしい。若い人と林業を結びつけるのが私の使命」と語った。また木材の利用が予定されている新国立競技場の工事現場を“授業”の一環とする計画を思い描いているという。

もう一つは、私の実家である水戸市に伊東豊男が「水戸市新たな市民会館(仮称)」を設計することが決まったことだ。場所は水戸芸術館と水戸の目抜き通りである国道50号との間。かつて伊勢甚というデパートが建っていた繁華街の中心部である。2016年春に行なわれた一般公募による大規模なコンペで、伊東豊雄の事務所が最優秀者に選ばれたのだ。

世界的に活躍する建築家が、木材を重要な素材と認識して次々と使い続けている隈研吾の出現は、これまでの建築界・林業界では考えられなかった大きな歴史的事件である。

また、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」で地元ヒノキ材を使い、画期的な建築を完成させた伊東豊雄が、水戸のあの場所に新たな建築をつくる意義はとてつもなく大きい。

というわけで、『にほんの建築家 伊東豊雄・観察記』に続いて、伊東豊雄著『「建築」で日本を変える』(集英社新書2016.9)と『日本語の建築』(PHP新書2016.11)を読了した。

 

一昨年、大三島で「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」「今治市岩田健母と子のミュージアム」などを訪れたときはいまいちピンと来なかったが、先日旅先で作品を見、これらの本を読んで氏の思想や目指してきたことが理解できた。いずれにしても建築の世界は大きな転換期にあり、そして建築が町や人を変える力を持っているということを、これから私たちはリアルに目撃する時代にいる。

午前中、消防車がずいぶん行き交っていた。イオン高松のフードコートでぼや騒ぎがあったらしい。夕刻買い物に行ってみるとフードコートは再開していたが火種のちゃんぽん屋さんは閉じられまだ燻臭がしていた。

N先生から畑で抜いたばかりのニンニクを貰ったので、さっそく生徒たちと作ったスクレーパーを使ってすりおろしニンニクが食べたい。

となれば「鰹のたたき」でしょ♬ ちょうどいいのを見つけて購入。怪しい添加物が入ったおろししょうがだや砂糖甘のたれなんか要らない。鰹にはすりおろしニンニク(スライスもいい)に醤油でキマリなのだ!

(明日、人に会う用事がなければ・・・の話だけどw)。


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