昨日はベリーズライフのMさんにいただいたいろいろな苗を畑に植えた。植える前に畝を修正したりしたのでかなり手間取り、汗もかいた。
今日はその畝をマルチで覆った。マルチといっても、周囲の草刈りしてそれを苗の周囲に被せるのだ。苗はトマト、ズッキーニ、キュウリ、ナス、カボチャなどの夏野菜。外国産のエアルーム品種もあり、国産の固定種もある。苗ポットには丁寧にラベルを付けてくださっているので、それも地面に刺しておく。
ナスにはあんどんをかける。ビニール袋が足りないのでとりあえず5つだけ。あと、トマトとキュウリの支持棒・ネットがけをしなければならない。
支持棒・ネットがけといえば、近くで竹を使って立派な棚をつくっている畑を見つけ、前々から気に留めていたのだが、近くまで行って観察してきた。竹で筋交いも入れている。
太い竹は鉄棒の杭を打ってそれにロープ巻きして止めている。
そして竹自身も地面にいくらか埋めているようだ。色合いからするに数年は使っている感じだ。腐食したとしても鉄棒を残してまた新たな竹に入れ替えることも可能だろう。う〜む、デキル・・・。
草刈りでキキョウが出てきているのを発見した。手ガマでやっているから発見でき、救出できる。って、最初から目印を立てて囲っておくべきなんだがw。キキョウは10cm高くらいで摘心するとわき芽が出てくるそうだ。また、秋になり上部が枯れたら根を掘り上げて株分けして増やすことができるという。今年は挑戦して玄関脇にも移植しよう。
ラッキョウの畑に落花生の自然発芽の苗を3つ発見! 実は昨年とっておいたはずの種がどこを探しても見当たらず(酔っぱらって食べてしまったのかな?)、ホームセンターで新たに種を買ってポットに種まきしたばかりだった。これは嬉しい。新たな場所にまとめて移植することにした。
まったくこんなズボラな情けない畑なのである。まあ、種まき係のパートナーがいなくなってしまったのだからしょうがない。
ソラマメを試験的に初収穫。さやを剥いてみるとまだ小さかった。
塩茹でする。時間は2分。
うほ。甘くてコクがあり、すばらしい風味が鼻孔を抜けた。
今日はトマトとキュウリと新タマネギのサラダを作った。塩コショウとレモン汁。それにフレッシュのコリアンダー(シャンツァイ/パクチー)と、クミンシードを乳鉢でつぶしたものを入れる。これはインドの家庭でよく作られるサラダだそうだ。
丸元淑生レシピを小バージョンで書き写してみる。
トマト 1個・・・1cm角のサイコロに切る
キュウリ 1本・・・同上
タマネギ 1/2個・・・2mmの厚みに輪切りにする。大きい物はさらに半分に切る)
レモン1/4個・・・タネをとり絞っておく
調味料・・・塩・コショウ、コリアンダー。好みでクミン、カイエン・ペッパー
切りそろえた野菜をボールにとり、レモン汁と調味料をかけてよく混ぜ合わせる。ふたをして冷蔵庫で30分以上冷やしてから供する。『丸元淑生のクックブック』には、
このサラダは見た目もきれいで材料の調和がよく、フレッシュのコリアンダーが加わると完璧である。
と書かれている。確かに、ノンオイルのサラダとしてはすばらしい充実感をもたらすレシピだと思う。ちなみにコリアンダーはこぼれ種で毎年自然に生えてくるので、この程度の使い方ならぜんぜん困らない。
コリアンダーやショウガ、ニンニク、シソ、ミョウガなど、香りの強い野菜は総じて解毒作用を持っており、とくにコリアンダー脂肪燃焼力が強く、脂肪を入れ替えて解毒するのに効果的な香草といわれる。
『病気にならない「強い体」をつくる食べ方』などの著作がある内海聡医師によれば、他に解毒作用のある食材は、
・玄米・・・含まれる成分は体内の解毒機関である肝臓の働きを強める。放射性物質の中和・解毒にも効果的。
・梅干し・・・含まれる天然由来のクエン酸は、化学物質や放射能の解毒効果がある。
・たくあん、ぬか漬け・・・腸内細菌の働きを高める乳酸菌が豊富な発酵食品。
・納豆・・・納豆菌も腸内細菌の働きを高める。
・根菜類(自然薯、ネギ、ラッキョウ)・・・自然の硫黄を含み、放射能の解毒に効果的。
・海藻・・・10cm角の昆布1枚で、被爆に使用されるヨウ素1錠分に相当する。
・はと麦・・・含まれるヨクイニンに解毒作用があり、漢方としても使われている。
・スギナ茶、緑茶・・・どちらも豊富なビタミン、ミネラルを含み、疾患率が下がるデータもある。ただし緑茶はネオニコが使われており、農薬基準が世界一高いので、無農薬のものを選ぶ。
以上、放射能汚染のこの時代に、解毒作用を持つ食べ物はきちんと押さえておきたい。
野菜はビタミン、ミネラルの重要な補給源であり人体が消化吸収できない食物繊維が大腸をきれいにする。また肉や魚にはない植物固有の栄養素を持っているが、農薬が使われている野菜は、野菜みずからの解毒のために、収穫時までに有効な物質を使い果たしてしまうという。
だから、無農薬や自然農の野菜を選びたいが、そんな野菜は購入しにくく値段も高い。だから自家畑の野菜は貴重なのである。また、梅干しやたくあんなど加工食品にしても、昔ながらの本物の素材を使ったものでなければ意味がない(だいいち美味しくない)のは言うまでもない。