紫雲出山へ


天気が続く。サクラの見頃にどうしても訪れておきたい場所がある。宅間の紫雲出(しうで)山だ。毎年訪れているが、いつも下調べなしで行ってしまうので満開の時期に合ったことがない。今回はちょうどぴったり・・・と思ったら登り口の所に車待ちの行列が。

30分ほど待たされたが・・・待っただけのことはあった。山上は満開であった。

本当にここは凄い。サクラが開花していなくても十分すばらしさを感じられる場所なのだが、こんな好天で満開のサクラに遭遇すると、まるで異次元の世界に迷い込んだかのようだ。

屋島と同じメサの溶岩台地にサクラが植えられている。自生のヤマザクラも混じる。

こんな半島のてっぺんでサクラが大きく育つのは、風のない穏やかな瀬戸内の気候だからこそだ。太平洋岸ではこんな風景はありえない。

よく整備されていて両側の海がよく見える。

どこを眺めても気持ちがよい。

あまりのまばゆさにクラクラするほどだ・・・。

この花見場までは駐車場からつづら折りの坂道を少しばかり歩かねばならない。それだけに感動も大きい。

ノンアルコールの缶ビールでお弁当を食べた。最近のノンアルはかなりよく出来ている。十分花見気分を味わえた。

冬越ししたヒオドシチョウが人懐っこく飛び回っていた。

いつか、この島(粟島)も訪れてみたい。

お土産を買った。yuiさんのお供えに。

来年はここで夕日を見てみたいな。


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