干しゲタ、親子丼


またまた宴会の残り物シリーズですが(笑)、M君が持ってきてくれた自家製の「干しゲタ」、つまり舌平目の寒風干しである。グリルに入れようとすると、バロンが早速やって来る。

ゲタは岡山、香川辺りの方言で、九州の有明ではクッゾコ(靴底)と言っている。瀬戸内では、底引き網で穫って、船の上や港で寒風干しにするのが冬の風物詩なんだとか。ただし直販が多いらしく、スーパーなどでは見かけない。

デベラのように硬くなく、半乾きなので、焼いてもこのとおり骨から柔らかい身がはがれる。淡白だが、なんとも滋味あふれる日本酒を誘う逸品だ。

レンコンはけんちん汁に入れてみた。スタッフにもおすそ分けしたのだが、バジルをきかせた鶏ひき肉をレンコンではさんで焼いて食べたら絶品だったそうな。干しゲタも初めて食べたそうだが、やはりメチャウマだったとの感想。

いつものカツ丼用のつゆが残っていたので、親子丼を作ろう。卵はSサイズなので3個。

今日はモモ肉で。汁だくの半熟でいきたいので日本酒を追加。卵は白身を切る感じで菜箸でざっくりかき回し、2回に分けて入れる。

ご飯にのせたらフタをして蒸らして、食べるときにちょうど肉の芯に火が通る・・・というのをイメージして。

むふ、卵、旨いね♬ 粉山椒が合う。京都のうどん屋で食べてるような感じだ。レンゲを使って一気に完食。

というわけで、今日もごちそうさまでしたm(_ _)m。。


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