木曾サワラのおひつ。5年前、2010年の5月に「木曽くらしの工芸館」で購入したもの。翌年の同じ頃に四国に引っ越したので、使ったのは1年、あとの4年間は倉庫で眠っていた。銅のタガがよく落ちなかったと思うのだが、新居でようやく復活。(^o^)/
なにしろ天然の目の詰んだサワラ材(柾目)が使われている。水切れがよく乾きも早い。
連日35度の真夏日が続いているが、夕刻ご飯を炊いてこのおひつに入れておくと、食べ残しのご飯が翌日の昼過ぎくらいまでなんともない。
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そのおひつの残りご飯に直接米酢を入れ、塩を少々ふり、青じその葉を刻んで塩揉みしてアク出ししたものを混ぜ、ゴマをふっておく。
それをみりんと酒とうすくち醤油で炊いた油揚げで包む。うむ、これは美味い! 紅ショウガ入れればよかったかな。
生の唐辛子を入手したので、網焼きしてタネごと刻み、味噌と醤油を加えて練ったもの。ナスをスライスして塩揉みでアクを絞り出したものに、きゅうりもみを加える。この2つをちびちび混ぜて食べながら冷や酒。う~たまらん♫
いま使っている日本酒は讃岐の地酒、観音寺の「川鶴」。香川の酒ではこれがいちばん好き。
川鶴酒造は1891年創業。蔵の裏に流れる清流“財田川”に鶴が舞い降りたことから初代が命名。財田川は地元では別名“宝田川”とも呼ばれ、田に宝をもたらす水源とされている。その伏流水を仕込水として力強く爽やかな酒質を醸しだすことを目指している(HPより)。
これの上撰というのを一升瓶で買って料理にも使い、小ビンに移しかえ冷蔵しても楽しんでいる。
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シメに島根産のシジミで味噌汁。ここいらのスーパーで売っているシジミはたいてい島根産=宍道湖産である。マズイはずがない。
まあ、つまり日本人は山を大事にせんと美味いもんは食えんちゅうこっちゃ。←年寄り風w