塩サバとけんちん汁の旨さ


生きのいい鳥取産サバ2枚おろしが、このとろよく安く出ている。というわけでまた自家製塩サバをやった。軽く塩をして冷蔵庫で熟成4日目。このあたりからやっと塩サバの旨味が出てくる。今日は昼間から囲炉裏暖炉を焚いたので燠炭で焼く。

燠炭をロストルのあいだから搔き出して、割れたレンガを台座に置いてそこに小さな網をのせて焼く。

網は100円ショップで買った銅線を使って自分で編んだもの。火鉢などでちょい焼きするのにとても便利。

さて、今日のお椀はけんちん汁だ。昆布と鰹節で出汁をとり、先に酒・薄口醤油・みりんで味をつくっておき、そこに乱切りした根菜類を入れて煮る。最後に1cmに輪切りした白ネギを入れてさっと火を通したらできあがり。

今日は囲炉裏暖炉の前のトチノキのテーブルでいただこう。

お椀、美味しい! つまり、これにうどんが入ると「しっぽく」になるわけだが、讃岐のしっぽくはいりこだしで、かつ味付けが私には少々甘すぎるんだな。この昆布と鰹節の出汁は他では代用できない。ほんとうに根菜とよく合うし、ひとつひとつの味が引き立つ。鮮やかなのだ。これに干し椎茸を加えて、上から葛餡をはっても素敵である。

さて塩サバのお味は?

まずいわけないっしょ! う〜ん、ダイコンおろし、柑橘、醤油、の脇役がまた最高♬

ところでバロンだが、こういうとき落ち着いて食うために、あらかじめエサをたっぷり与えるか、もしくは下屋に出すことにしているのダw。


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