ブログは頻繁に書いてはいるけれど、毎日のできごとを事細かに書くことはできない。ましてやブログに公開できないが自分にとっては大事なイベント、ということが多々ある。そして毎日の事務的金銭的な出入。これをyuiさんは小さなノートにびっしりと書いていてくれていた。もちろんスケジュール表とともに。
これまで私は取材メモとしてイラスト・スケッチが描きやすい無地の「MDノート」というのを愛用していたのだが、今後は私自身がスケジュール帳を持ち、時間軸的なメモをとっておかねばならない。ちょうど今のMDノートが終わりのページになっていたとき「トラベラーズノート」というのを教えてもらった。
「手にとって旅に出たくなる」をテーマに作られた革カバーのノートなのだそうで、中は無地のノートが一冊だけゴムバンドで止められている。が、これに加えて様々なテーマのノート(たとえばダイアリーや方眼など)を追加でき、嬉しいことにミシン目のついた画用紙のノートまで用意されているのだ。
つまり自分でいろいろカスタマイズすることを前提に、様々なグッズが用意されているノートなのである。バインダーではなく一枚革にゴムバンド、というアイデアが面白い。革の感触は重厚で使い込むほどにツヤが出、中の紙のグラフィックデザインもクールでお洒落である。
ウェブサイトに行くと便利なPDFが用意されており、早速「年間カレンダー」と、建築モノにはありがたい「度量衝換算表」を、名刺用の厚紙に裏表にプリントしてみた(サイズにカットできるようアタリがついている)。
筆記用具は別売のペンホルダーに収めるのだが、以前、京都の東急ハンズで購入したトンボの水性ボールペンZOOMが実にお似合いの組み合わせに思える。
ミシン目のある画用紙に鉛筆描きして彩色してみた。発色よく紙にゆがみ凹凸は出ない。ミシン目でカットすればこのまま絵はがきにも使える。
一番下の消しゴムのカットは、前写真の水性ボールペンの線描に透明水彩の彩色だが、スミ線のにじみがほとんど出ない。実はこのペン、自著によくサインを求められるのでそれ用に買ったのだが、彩色のイラストにも使えそうで嬉しい発見♬
トラベラーズノート、これから長〜い付き合いのよき相棒になりそう。さっそく海外旅行して建築スケッチしたくなってきたのでしたw。