豆サラダと香川のパセリ


豆のサラダを作った。豆は大正金時。乾豆を前日に水につけて戻しておき、30〜40分ほど落としぶたをして煮る。煮豆にするほど柔らかく炊かなくていい。お湯を切って酢とオリーブオイルで和える。そこにタマネギとパセリを入れる。

この料理、塩・砂糖なしという優れた豆調理法だが、もうひとつ大きなポイントは生タマネギとパセリを美味しく食べれること。とくにパセリをこれだけたっぷり美味しく食べれる料理はなかなかない。

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そのパセリは畑でも作ってみたが、貧弱で硬くてあまり使えない。そのうちトウが立って葉っぱが小さくなり、枯れてしまった。ときに香川県の大内町(「おうち」と読む)が全国有数のパセリの産地であることを知った。買ってみた。たしかに形よく日持ちし、味もすごくいい。香り高く柔らかく、甘みがある。

ところで、ひと束100円のパセリを買っても、一回の豆サラダではとても使い切れない。野菜室に入れたまま忘れたころ取り出したら乾燥パセリになっている(笑)。それを試しに指でシャリシャリともんで今日の豆サラダに落として和えてみたら、生葉とほとんど遜色ない味になって驚いた。

酢は仏生山神崎屋の「吉野酢」、オリーブ油はカルディで売っている「ラニエリ・エキストラバージン」。この豆サラダは冷蔵庫で一週間くらい保つので、便利なお惣菜なのだ。腹持ちがいいので、午前中や昼は果物とこれとお茶だけで済ませて夕刻まで仕事をすることもある。

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丸元淑生の本で知ってもう30年作り続けているレシピである。


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