その上野村のうどん屋さんの情報はY先生から聞いていたのだが、先日いったときは閉まっていた。なんでも一日40食しかつくらないらしい。ともかく量がすごいという噂であった。今日、開店前にたどりつき食べてきました。じいさんばあさん2人でやっているお店で、常連さんなのか開店前にすでに店内で待っている人がいる。土曜日とてバイク族も次々にやってくるのだった。で、まずはおじいさんが「はい、すいませんね、お茶どうぞ」などと急須付き、お新香付きでお盆に乗せたお茶を持ってきてくれる。まずこのお新香の量が・・・
で、しばし待って出てきました「手打ちうどん」。これが量的にラーメンどんぶりくらいはあるケヤキのお椀に、ぶちぶちの田舎うどんが、もっこりと入っている。上に載った天ぷらはかりっと揚がったなかなかのもの。しかし出汁が塩っぱい。うどんがぬるりと粉っぽい。でもまあ、これで500円だものな。讃岐育ちの相方と、アトリエで極上のうどんをしょっちゅう食べている僕は、量はともかく質では物足りないナ。あまりの量の多さに相方は途中でギブアップ。隣のおばさんなんか食べる前に弁当箱持参で、食べきれない分をまずそれに詰めてから食べ始めるのだった。店の雰囲気とおじいさんおばあさんの応対はなかなか良かった。讃岐うどんの「木村」を思い出した。
ふたたび国道に戻り、まだ十石峠を越えたことのない相方のために佐久へドライブ。千曲川沿いに北上し、荒船山方面に戻って神津牧場をまわってヤギやウシやヒツジを見、久しぶりに牛乳を飲む。
軽井沢方面に有料道路の林道を走り、高崎経由で帰還。シラビソとカラマツの混交林を見る。ここではヤシオツツジとレンゲツツジが同時に咲いていた。群馬は広い・・・。