今日はのんびりしよう、と思っていたが、改装途中の囲炉裏部屋が気になって仕方がない。掃除を繰り返し、廃材を材料に棚を直したりした。まだ大工仕事に慣れないので時間を食う。それにしても囲炉裏部屋の下窓は正解だった。これで空間の雰囲気ががらりと変わった。古民家は囲炉裏でいぶされ壁・天井・柱が黒くなって、どうしても暗くなってしまう。
在来工法の「軸組み」は壁が構造から開放されているカーテンウォールなのだから、土壁はボロボロでも柱や梁がしっかりしていれば再生は可能だし、壁に加重はかからないのだからどんな素材を使ってもいいのだ。ガラス使えば開放感と明るさを得ることができるし、様々な壁素材とそれを組み合わせれば面白いデザインが生まれる。
写真は相方のドングリ粉の精製。夜は囲炉裏で焼き牡蠣。