乾燥イチジク、イサムの人生


イタルさん宅の外の水道の修理を手伝う。上のタンクの元栓を止めにいくと、屋根にイチジクが落ちて乾燥イチジク状態になっている。イタルさんに許しを乞うて食べてみるととても美味しい。以前、自然食品店で買ったことがある乾燥イチジクはたしか中近東からの輸入ものだった。ここでも作れるとすばらしいな。

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ドウス昌代の『イサム・ノグチ』をぐいぐい読む。イサムの人生も凄いけど、筆者の調査と筆力も凄いぞ。イサム・ノグチの作品、特に晩年の作品には現代美術の作家には稀な地球への感謝や愛が感じられる。イサムが太平洋戦争時に自ら進んで強制収容所に入ったことを知った。クニヨシが晩年に創作の勢いを欠いていったのに対し、イサムは人生の後半に溢れるような創作意欲を持続させ傑作を残せたのは、この真摯な体験によるものだろうか。

高松で個展をした際、イサムの作品に多く触れ合う機会を得たのを懐かしく思い出すとともに、僕らがその意思をどのように継承していくかを考える。それを、この本は問う「名著」である。

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