蕎麦の出汁


ホウレンソウの根っこを食べる話を書き込んでくださった方がいた。もちろんアトリエでは根っこも食べている。でも根っこだけやや長く茹でるとさらに美味しく食べやすいね、たしかに。囲炉裏で蕎麦を茹でて食べた。ネギをたっぷり。畑のネギは成長のいいやつがだんだん減ってきて小さいのだけが残っている。が、食べきれないほどたくさん植えてあるのでどんどん抜いて食べている。春になったら分けつして植えなおすとまたどんどん大きくなる。採りたてのネギは本当に美味しい。

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「蕎麦に納豆???」と相方は驚いているが、僕は昔からこの食べ方をよくやっている。納豆だけでもいいが卵納豆(黄身だけを使う)にするとさらに旨い。これをヤマイモ感覚でつけ汁に入れて蕎麦とともにかきこむのだ。白身は小ざるに入れて蕎麦とともに茹でてしまい、一緒に食べるとムダがない。出汁のベースは昆布・鰹節・干し椎茸の黄金トリオだ。

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僕の食卓から化学調味料類が消えて20年。時々、加工食品や外食もあるからやむなく食べることもあるが、出汁や汁物には徹底して自然出汁を使ってきた。こうすると味が深くなるので、料理に砂糖を使う機会は減る(というかほとんど使わない)。外食で汁ものに自然出汁を使っている店はすぐにわかる。そんな店はさすがに料理もいいものだ。


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