H集落の有志で旧道の道普請と河川清掃をやった。僕らは時間を間違えて1時間早く行ってしまい、二人で沢沿いのゴミを拾いながら旧道を上がった。
右岸の山は、雪折れ後を整理間伐して、ちょうど鋸谷式と同じような密度になっている。緑が萌え出ていい感じである。結果的には最初から伐り置きで鋸谷式を施したほうが、手間も危険もなく、しかも確実にいい木だけを残すことができるのだが・・・。しかし、雪折れ後に環境林として復活していく姿をみて、大事なことに気付く人も確実に増えていることだろう。今の時代は、「思い切って伐れる者が最後に勝利する」のである。上野村で長く強度間伐を実践するYKさんの言葉を思い出す。
渓谷でトラフシジミに出会った。春型は後ろ羽のトラ縞模様が鮮やかだ。表側は深い青色で、尾状突起のある美しいシジミチョウである。