クモのしずく


珍しく濃い霧が出ている。クモの巣にびっしりと水玉がかかっている。いつもは目立たないクモの巣だが、この日ばかりはその存在をあらわにする。いや、その数の多いこと。敷地にこんなにもクモの巣が張り巡らされていたのかとびっくりする。

水玉のかかったクモの巣が枯れ枝につく様は、さながら現代美術のオブジェのようだ。その糸の張り方にも様々で、何層にも膜を重ねたものもあって面白い。ともあれその中心に、城の主のクモ様がじっと獲物を待っている。

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地を這うもの、宙に浮くもの、飛ぶもの、様々な生き物が拮抗しつつ、このアトリエ敷地もゆるやかに秋に向かいつつある。


コメント

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