林道取材2.(足助~名古屋泊)


愛知県足助町の「足助屋敷」は別冊現代農業『田園工芸』で取材したのが99年だから8年ぶりの再訪となる。館長さんは僕のことをよく覚えておいであった。似顔絵を描かせていただいた職人さんの中にはすでに鬼籍に入られた方もいるというが、番傘づくりのおばさんと再会を果たした。

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ここはかつて三河、信州、美濃を結ぶ、馬輸送による塩の道の宿場町で、足助町内を通る道を「中馬街道」と呼ぶ。ちょうど「中馬のひな祭り」というイベントの最中で、旧足助町内の旧家には土雛が飾られていた。

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足助に現役の鍛冶屋がある。その職人さんを足助屋敷内で取材したが、店に訪ねて再会。広瀬さんはシンガーソングライターでもあり、自宅の鍛冶製品販売店の二階は「足助のかじやさん」というライブハウスになっている。「せっかくですから一曲聴かせましょう」と、中馬のひな祭り題材の歌を披露してくれた。

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足助町内には同じ建築家によるコンセプトの建物がいくつかある。それらをざっとまわる。

今日の泊まりは名古屋のビジネスホテル。名古屋は繁華街のビルに観覧車があったりしてデカイ。居酒屋でエビフリャーやドテ煮で飲んだあとカラオケ。

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その後、「宮本むなし」とかいうチェーン店の飯屋でカツ丼を食べる。深夜、ガテン系の若者たちがここでワシワシと飯を食っているのだった。

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