さて、もんだいの太い薪、三日目。ようやく短くなってきた。前日、囲炉裏を終えたとき、太い薪の先端は灰をかぶせておく。朝、灰をかき分けると先端が赤く火が起きている。炉が暖まっているので、これにスギ葉を置いて火をつけると簡単に炎が立ち上がる。昔のひとはこうやって火を絶やさずに囲炉裏を使っていた。
1時間半後。だいぶ短くなってきた。
拡大写真。小口のところから燃えるわけだね。燃えれば短くなるから、後ろから少しづつ押してやります。
種とりをした。これはヤマユリ。種から増やすのは難しいらしく、芽が出たとして花が咲くまで数年かかる。でも、ヤマユリは大好きな花なので、敷地のいろいろなところにばらまいておこう。
フェンネルとモロヘイヤ。今年、フェンネルが巨大に育って、たくさんのタネをつけた。このタネはアトリエに来て3世代目。
モロヘイヤの中身。昨年の自家採種はなぜか芽が出ず、これはイタルさんからもらった苗の結実もの。来年はどうかな。
タネを採取して敷地に花や野菜を増やす楽しみ。土さえあれば都市近郊どこでも可能。タダでできる自然との対話。
ヤマユリもまた、僕たちがこの敷地に手を入れ始めて、着実に数が増えてきた。