前橋でホルモン


その後、アクティ君のカーナビでみつけたビジネスホテル「K」。なんとお祭り真っ最中の商店街通りのすぐわきだというのに、最後の一部屋が空いていたのであった! やったぜ。というわけで、神輿を観察などしてから、目的の店へ歩いていく。

しかし、いつもの閑散とした商店街からは信じられないような人の群れ。今年で60回という前橋祭り。神輿が立派。担ぎ手もなかなか。しかし、このパワーと人の姿が、商店街に反映されないのはなぜ?

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さて、その目的の店とは?「K」へチェックインしたのち、いちどここで飲んでみたかった前橋の名店「三番ホルモン」へ、電話してみるとお祭り中にもかかわらず、席はあった(奇跡だ!)。ここは常連も多いし狭い店なので予約は必須なのだ。

群馬は魚は不味いが肉は美味い。ラーメン文化があり食堂文化がありB級グルメの宝庫であると思う。最近、その頂点とも言える究極の群馬の外食に開眼した。それは「ホルモン」である。ほるもん、とは「放る物」の変化だとも言われている。すなわち肉の内臓で「トントンの街」で売り出し中の前橋あたりではもちろん「豚」が主流で値段は安い。

以前、玉村の「ホルモン屋」という店でその味と安さに感激したことがあった。ここ「三番ホルモン」ではもっと安く、しかも部位がぼってりと厚みがあって旨い。注文すると奥でおかみさんが切ってくれ、銀色の皿に載って出てくる。左から、レバー、カシラ、テッポウ、ロース。いずれも一人前の、よせ皿。これでなんと1000円ちょっと。ちなみにロースはホルモンではないけれど、ムリにつきあわせてしまっているYKへの配慮である(笑)。

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YKはご飯とサラダでぱくつく。脂が少ないので美容にいいかも。でも、有煙ロースターなので臭いがつきます。

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ナンコツ、タンも頼んでみた。これは塩だね。

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ここではビールなどは自分で店内の冷蔵庫から取ってくるスタイル。ホッピーもある。セルフだから安いのは讃岐のうどん屋を思わせるではないか。

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飲んで食べて堪能して、二次会はカラオケで歌合わせをする。新しい曲を探り次回のライブに向けて仕事をしているのだ。エラいなぁ、オレたち(笑)。


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