雨の囲炉裏


ゆるゆると起き出して石垣仕事を開始。YKも初参加。土と石の重さに驚いている様子。

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石垣崩しで伐った木は、とりあえず、さばいたまま置いておく。伐ったまま放置ではなくて、最低限ここまでの仕事をしておかないと片付かない。すなわち、細かな枝葉をナタで落として、2m以内の1本ものに裁断する。それをどこかにまとめて置いておく(あとで薪に切りそろえ、積み直す・屋根をかける)。

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作業開始後、1時間ほどで雨が降り始め中止。基本的に土いじりなので雨を吸い込んだ土は重く粘りがでてツルハシやスコップにからみつき、仕事がはかどらない。しかも石がすべりやすく危険だ。

そこで囲炉裏で読書。火が温かく頼もしく感じられる季節になってきた。

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おでんを仕込む。出汁は昆布だけ。野菜はジャガイモを丸のまま。厚揚げ、野菜天、麩、と具はいたってシンプル。日高昆布をかんぴょうで巻いてたくさん入れる。お米を炊いて、おでんをおかずにして食べて、夕食。

このごろアトリエでは動物質をほとんど食べない。水や火や材料にちからがあるので、一汁一菜でことたりてしまうのかもしれない。では、なぜ外では動物質を食べるのかというと、ひとつの理由は、美味しい野菜・穀類・豆・植物質の外食料理が皆無に近いから。

外食でアトリエのご飯をしのぐものに出会ったことはない(アトリエでは最も安い群馬県産米ゴロピカリ使用)。


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