敷地には甘柿と渋柿の木が1本づつあり、今年は甘柿が生り年だった。石垣づくりのときから熟したものをせっせと食べていたのだが、いよいよ寒くなってきたので干し柿用に大量採取する。
柿採りの道具は、最近ホームセンターで買った枝切り。「切った後も落とさずキャッチする機能つき」というふれこみだったが、けっこう落ちるんだ、これが。そこで、昆虫採集用のつなぎ竿&捕虫網の出番。これで受けながら枝を切っていくのだ。
このつなぎ竿は私が中学生の時代、いまから30以上年前に『月刊 むし』という雑誌から通信販売で購入したものである。普通、竹の釣り竿は節が抜いてあり、その中に細い竿をしまい込むことができるが、これは節が抜いていない。しかも継ぎ部分が真鍮の管でつくられており、堅牢なのである。1本が1.5mあり4本仕様でつなぐと6mになる。当時これでゼフィルスを採っていたのだが、まさか30年後にこんな使い方をするとは(笑)。
YKが柿を剥き、藁紐で2階へ吊るした。さて今回はどんな干し柿ができるかな? 楽しみ♪