ご近所Kさんのさんのお誘いで、熊谷にうどんを食べにいった。「田舎っぺうどん」というお店。行列はなかったが12時ですでに満員。注文したのは特盛り。温かいつけ汁に冷たいうどん、という組み合わせ。
ラーメンのもりそばやつけ麺が嫌いなので、このスタイルは避けていたが、ここのは美味い・・・。
めんつゆの味がとてもよい。そして麺のコシが強い。芯が残っていないで全体にコシがある。奧でうどんをのしているお姉さんの手つきを観察すると玉はかなり柔らかいように見えた。常に打ち立て茹でたてを提供するからできるワザだ。
そういえば温かいつけ汁に冷たいうどんという組み合わせは、この地方(北関東一帯)のハレの日(もしくは法事など)の食事であり、ソウルフードなのかもしれなかった。それを洗練させたのがここのうどんと言えようか。
帰りに太田の金山城跡に連れて行ってもらった。
麓の「呑竜様」は行ったことがあるが、ここは初めてだった。長らく市が整備を続けていたらしい。
石組みに目を奪われる。近江の穴太(あのう)積みそっくりの石垣がある。おそらくかの地の石工集団が積んだものではなかろうか。
山頂付近にすばらしいケヤキがある。展望もすばらしく、四季折々訪れてみたい場所だった。