赤城の感激、熊殺の衝撃


虎丸さんをどこにお連れしようかいろいろ迷ったが、やはり上毛三山だよな~。ってわけで赤城へ。牧場の中にミズナラ。風が非常に強い場所なので背が低い独特の樹形。

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牧場開墾の後に勝手に生えてきたシラカバ。標高1,000M以上になると皆伐後のパイオニアツリーはこれ。

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赤城の山は「よくぞ残してくれた」と思うけど、それでも原生的な森は薄い。紅葉が始まっていた大沼と赤城神社。虎丸さんにカエデのレクチャーを受ける。虎丸さんの経験からくる豊富な知識は本当に面白い。

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チェーンソーの普及と政府の拡大造林政策で、日本中の奥山の原生林がことごとく破壊された。なかでも九州は酷かった。九州のツキノワグマは絶滅した。だから、赤城の山頂付近の天然林に平野さんは感激されていた。

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沼田で昼食。よしもと食堂で「カツオムライス」(750円)。偶然入った店なのだが、美味しかったです。

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中はチキンライスではなく白ごはん。

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群馬のクマ殺害事情を知った虎丸さんが日本熊森協会にアポをとり、群馬支部長の川㟢さんと前橋県庁近くのホテルで夕刻お会いする。そこで驚くべき事実を知った。

群馬ではすでに今年96頭のクマが殺されたそうな。ナラ枯れも谷川岳で発見されたと! 今年は桐生の梅田の県道でもクマが車に轢かれた。ドングリが少ない。山に餌がないのではないか? ナラ枯れに関しては酸性雨説が有力で、根回りに炭を埋設することでPH改善され効果抜群。

しかし林野庁・森林総研は酸性雨説をいまだ全面否定。それで炭埋設に助成金がでない。

虎丸さんは捕獲されたクマが殺される前に、九州へ引き取って飼いたいと言っている。それで話題をつくり世論を動かしたいと。


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