薪ストーブ設置(その1)


忍木菟屋の本体となる元糸繰り工場に薪ストーブを設置する。ここは接客スペースなのでどうしてもストーブとなる。「マッキー君」をロケットストーブに改造するアイデアもあっていろいろ悩んだが再び「トラちゃん」を設置することに。

まず問題なのが土壁に煙突を通すところ。ロケットなら窓を抜いて低い位置でもいいのだが普通の薪ストーブとなるとそうはいかない。屋根を直で抜くか、壁の高い位置を抜くかしかない。煙突の壁通過にはメガネ石といって防火用の別壁を作ってそこを通さねばならないのだが、市販のものは高いしイマイチ土壁古民家には合わない。そこで自作です。

材料は台所改装で出た壁用の装飾トタン板。日焼けのグラデーションつき(笑)。

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廃材板。先日もらってきたジェットボート梱包用のもの。

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箱枠を作って合わせてみる。

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2枚同じサイズ、同じ溝位置に合わせてカット。煙突径に合わせて円を描く。それを金鋏(カナバサミ)で切っていく。中央にポンチで穴を開けてそこから鋏を入れて回して切っていきます。

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両側からビス打ちして煙突を通してみる。どこから見ても直角になるようにチェック。穴の微調整は小さな金槌で叩いて広げる。

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サイドも手をケガしないよう壁側に金槌で叩いて処理。凸部の角も叩く。

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それを手ノコで半分にカット。中に粘土を充填するときトタン板を外すので上下をまちがわないように各パーツに印をつけておく。

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いったんトタン板を外してから角材を渡して柱とサンドイッチで止める。矢印がビスの位置。その後もういちどトタン板をかぶせて様子をみる。凸部の陰がキレイ。

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続く。


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