群馬に来るときに大事に抱えてきた厳選LP盤を、桐生から高松に引っ越すときにIさんにプレゼントしてきた。Iさんは茅葺き民家で真空管アンプでJAZZを聴く人で、「神流アトリエ日記(3)」の読者は出張コーヒーの人として有名ですよねw(こちら)。
なかでもチック・コリアの『リターン・トゥ・フォーエバー』は探していたらしく、喜んでくださった。でも私のコレクションは何といってもJAZZギタリストのウェス・モンゴメリー。日本で入手できるすべてのLPが網羅されているはず♬
10代の後半、出会いの1枚目は『Movin’ Wes』だった。いま、このアルバムはiTunesで全ての曲が買えるんだよね。「動くWes」もユーチューブで見れるし、凄い時代になったもんだ。その中から1曲どうぞ。なんか現代美術しているウェスの空間性がすばらしいなぁ。
これは「動くWes」のリハーサル風景が見れる貴重な映像。
この後、本番へ。天衣無縫のスイング感はウェスならでは。でもこの人、バラ―ドもほんと素晴らしい。人間性なんだろうな。
このウェスのスタイル、海外では女性ギタリストの「Emily Remler」とか、日本では「ナゴミスタイルQuartet 」などがリバイバルというか踏襲していて、面白いね。
私はウェスのアドリブやコードソロをコピーすることで実に多くのことを学んだ。私にとってウェスはいつまでも最高のギタリスト、音楽家なんだな。