高松滞在中。
高松は、うどんもいいけど建築もね♪ なんせ香川県庁があの丹下健三の初期の代表作だからね。1958年竣工の旧庁舎。
さて、もう一つの丹下健三。それが香川県立体育館。舟のような形をした面白い建築なんだが、これが実際見てみるとけっこういいのだ。佳日、貸し自転車(100円/日)で行ってきました。
近づいてみる。このアミアミの上というか中は客席の位置。
自然石を埋め込んで洗い出ししたコンクリートブロックの床。
青石もあり。
これは切符売り場。コルビュジエっぽい。
屋根からの雨水を集めて落とす樋。下に池があり、亀がいる(讃岐は溜池が多く亀と蓮が多い)。
さて中に入ってみよう。剣持勇のインテリア。
そして3階にある体育館のフロアー。あの代々木の競技場を思わせる高張力によるサスペンション構造が天井に優美な曲線を描いている。竣工は代々木と同じ1964年。同時進行で設計施工をしていたのだろうか。
1966年にBCS賞(建築業協会賞)を受賞。模型も置いてあった。上から見ると舟というより亀だ。
それにしても大胆なデザインだ。しかし内部はすっきり収まって破綻や強引なる収まりは感じられない。丹下健三恐るべし、だ。
次回は土砂降りの雨の日にガーゴイルから池に落ちる水を見てみたい。でも放射能がやだな・・・。
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で、〆はやっぱりうどんでしょう。セルフ「大吉」で肉ウドン。ここはやや外れにあるのだが昼時は長蛇の列になる。安くて美味くて量がある。高松のサラリーマンが羨ましい・・・。