窓を開ければ商店街の時報音楽や、ときには船の霧笛が聞こえてくるという、そんな鉄筋ビルの一室での暮らしも4ヶ月目に入った。今日は商店街のドームの広場でマルシェがあり音楽をやっていたのでちょっと聴いてきた。
美術館も近い。高松は石の抽象彫刻がいたる所で見られる。市立美術館には流政之のNAGAREBACHIが、サイドには飯田善国と清水九兵衛が。
しかし、なんだか虚しい。311以後、見方が変わってしまったところはある。
私がいま面白いと思うのは自転車ですれちがう人々の顔やファッションや、街路樹のクスノキの香りや魚屋に並ぶ見慣れぬ魚介の姿だ。
玄海原発の中性子脆性劣化、もんじゅの事故後の引き抜き作業。東京の浮浪者がずいぶん少なくなったそうだ。
福井県から講演の依頼が来た。