町屋カフェ、大文字送り火


阿波踊り最終日を最後まで見届けた後、眠らずに徳島を出発し淡路島を走って京都を目指す。淡路島の橋だけ高速利用、後は下道。途中、何度か仮眠を取りながら、朝、亀岡に到着。しばし仮眠を取るが、朝日が上がったとたん車内は暑くてとても寝ていられなくなる。

都市のヒートアイランドは限界を通り越している。人は建物や車の中に逃げ込み、自然に不感症になっていく。大都市の近郊の山には産廃、墓地、姥捨施設、ラブホ、変電所、ゴルフと、廃棄と享楽が渦巻いており、山林の浄化機能に目を向ける人もいない。路上のデジタル温度計はすでに32度を差している。京都郊外のカフェに逃げ込む。すでにカフェは満席だった。

長居しようと思ったが、30分ほどで次の待ちの客が私たちをじっと見ている。早々と店を出て嵐山までドライブ。

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