民宿は磯原の景勝「天妃山」のところにある一泊二食で6500円という激安宿だけに建物や調度品は期待すべくもないが、料理にはちょいと海モノのいいのが出て、しかもお風呂は温泉だ。早朝、天妃山の上から太平洋に昇る朝日を拝んで大北川河口の釣り人を観察する。


囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
民宿は磯原の景勝「天妃山」のところにある一泊二食で6500円という激安宿だけに建物や調度品は期待すべくもないが、料理にはちょいと海モノのいいのが出て、しかもお風呂は温泉だ。早朝、天妃山の上から太平洋に昇る朝日を拝んで大北川河口の釣り人を観察する。


ホテルから講演先の水戸市立梅が丘小学校まで車で15分ほど。途中公園で音合わせと声出し。学校へ着くと電話で応対してくれていた教頭先生と担当のG先生が出迎えてくれ、校長室へ案内される。校長先生は僕の母校である水戸一中で10年教鞭をとっておられたそうで、僕の実家や父のことをよくご存知であった。
梅が丘小学校は地続きで「どんぐり山」と称する雑木林を管理している。講演の前に校長先生みずからそこへ案内してくださる。カブト虫の養殖もしているし、コクワガタなんかはずいぶん見つかるそうだ。巣箱もかかっている。周囲が宅地・商業開発が進む中で、貴重なオアシスになっている。ここでの子どもたちへの環境学習の取り組みは高く評価され、今年の茨城県での植樹祭では教育部門で表彰もされた。

朝から個展の新作、最後の一枚にかかる。相方は畑の収穫に向かう。ソバの取り込みもした。午後から「ななくさの庭」で個展会場の最終セッティング。しかしまあ今回もよくやった! ライブを逃してギャラリーだけしか見れない人もお値打ちですぞ。

Y先生夫妻と個展会場で待ち合わせ。まず1階の展示をする。奥様は展示経験があり要領がよく1時間ほどで設置が完了した。モンダイなのは僕らのほうだ。ライブ中心の個展イベントとはいえ、やはり2階のアートスペースは凝りまくりなのだった。ともあれ相方のクラフトは全部出そろった。
設置は前日からやって、帰宅後も明け方3時過ぎまで作品づくり。今日は高松個展で製作した絵巻をセットした。なにしろ4.7mだ。スギ板3枚をくっつけて、作品の上にアクリルシートをかけた。午後、テレビ局の取材打ち合わせでアトリエへ。神流川流域の自然や職人に詳しいディレクターだったので、なんだかこっちが取材してしまったのだ。
新作は残り1点。明日は描き上げて個展会場を完成させる予定だ。連載原稿が残っている。ふう、温泉につかりたい・・・。
朝飯の後、ギターの練習をしていると区長さんが来た。防災関係の役員になってほしいとの要請で、なにしろ若い住人が限られているので、快諾するしかないのである。Y先生と掘り起こした巨大コンニャクイモを見てさすがの区長さんもぶったまげている。帰り際、干し柿をみて「まだ早いな、11月中頃がいいんよ。あんまり早くからすると、中が膿んでしまうんだ」とのこと。そういえば、郵便屋さんにも「霜が下りてからがいい」と言われたんだっけ。まあ、失敗の経験も大切だから。
数日前より個展の新作に突入している。自分でもなぜだかよくわからないんだけど、僕は人物や顔を描くのがすごく好きで、落書きのようなスケッチをしているといつも人体や顔を描いている。しかし、こんなものは自然系イラストレーターの仕事の中で描くチャンスはほとんどない。それでもたまにデッサン風似顔絵を描く期会があって、そのたびかなり好評なのである。きっと僕のもうひとつの重要な部分がここにあるんだと思う。
“人物の新作(見に来てネ♪)” の続きを読む