埼玉県滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園で行なわれた「夢プラン 21世紀 きらり☆夢コンサート」に出演してきた。きっかけは企画者のTさんが僕らのCDを聴いてくれたことによる。TさんがCDに出会ったのは、鶴ヶ島で行なわれた僕の講演でだった。このコンサートは今年で3回目だそうで、環境や福祉をテーマに、音楽から朗読、踊りなど様々な、プロ・アマ混交の、個人・グループの出し物が演じられる。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
埼玉県滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園で行なわれた「夢プラン 21世紀 きらり☆夢コンサート」に出演してきた。きっかけは企画者のTさんが僕らのCDを聴いてくれたことによる。TさんがCDに出会ったのは、鶴ヶ島で行なわれた僕の講演でだった。このコンサートは今年で3回目だそうで、環境や福祉をテーマに、音楽から朗読、踊りなど様々な、プロ・アマ混交の、個人・グループの出し物が演じられる。

早朝、コテージのベランダから見える富士山を期待していたのだが、もやに隠れている。増穂町から見る富士は絶景で、真東に位置するためにちょうど山頂から日輪が出始める「ダイヤモンド富士」が見られることで有名だ。スライドをチェックしつつ、鰹節粉を練り込んだ持参の味噌で味噌汁をつくり、前夜の残りミート高橋の「ちびカツ」でソースカツ丼風を作って朝食。しかし、電気釜で炊いたご飯は「力(ちから)がない」とは相方の弁。僕も「不味い・・・」と思わず口にしてしまったぞ。電磁調理器は初体験なので写真を撮ったりした。意外にお湯の沸きが早いが、これじゃ中華鍋や丸底鍋が使えないよな。

山梨県の増穂町のイベントで記念講演や紙芝居ライブ、間伐講習会をやることになって、その下見に行った話しは4/9のブログに書いた。今日はその講演当日である。明け方4時にアトリエを出発し、雁坂峠を越えるルートで増穂へ向かった。峠の手前のダム工事が、凄まじい光景を見せている。「付替市道塩沢工区工事」という看板をみつけたが、一つの沢の道の付け替えだけでその工事額は1億円に近い。その道の上には線香林が立ち上がったままだ。しかも「この工事看板は埼玉県産間伐材を使用しています」という語句が・・・なんとも悲しい倒錯ではないか。

ご近所のY先生の奥様が「ららん藤岡」で野点をやっているので遊びに行った。座れないほど盛況で、先に昼食をごちそうになってしまった。ここは大きな広場の周りに環状に店舗が並んでいて、中にある「花の交流館」にカフェ・ラパイユという軽食喫茶があるのだが、ここのカレーが意外に美味しいのだ。僕らは先日東京で裏切られたカレー屋の不味さのネタで、その後またまた盛り上がってしまったのだった。
Y先生の奥様は野点を通じて茶を広く普通の人にも楽しんでもらいたいという考えをお持ちのようだった。準備からすべてお仲間たちとのボランティアでされているという。やりにくい場所ながら、横置きのタケに穴を開けてシャガという野草を生けたりと、いろいろと工夫されていてた。

今年で三回目。東京都立武蔵五日市高校での「総合的な学習の時間/地球環境ガイダンス」の講師ということで、森林についての講演と紙芝居ライブをやってきた。いつもは日の出町「きりんかん」の杉村さんといっしょに講演するのだが、今回は僕らだけ。ということで、紙芝居ライブだけでなく画像を用意しておいた。
アトリエを朝5時に出発。青梅で朝食をとり、五日市高校に着いて先生方にご挨拶をし、打ち合わせをする。生徒さんたちは、講演を聴いた後に、刃物を使う山仕事の体験をするわけである。少々過激な企画だけに心配されていたようだが、西多摩の森林ボランティア・リーダーたちの協力もあり、順調に根付き始めているとのことだった。学内にある「こだまホール」なる木の壁や丸太椅子や、生徒さんたちが自ら作った調度品が置かれた手作り空間も見せていただいた。
