昨日、朝のNHKニュースで「長野県の農業被害8億円」とやっていた。今年の大雪、林業の被害もあったのだろうけど、報道されるのを聞いたことがない。一昨年の岡山や四国での台風による倒木、崖崩れ被害もほとんど報道されていないのではないか。
カテゴリー: 煮物・鍋
鈴木酒店
朝、アトリエに保存してある野菜、ジャガイモ、ニンジン、ハクサイ、ネギ、それに手作りコンニャクで味噌味の汁を作った。母から貰った朝鮮漬けを隠し味に追加して、お雑煮の汁にする。お餅を熾炭で焼く。これを入れてちょっと煮てから食べる。
ホットワイン
旅から戻ると囲炉裏。この振幅の強い「振り子」のような生活が好き。じっさい僕は、旅によって考えを深化させるタイプのようなのだ。相方も旅が大好きだ。さて昨日おでんを仕込んだ。もちろん前につくったコンニャクを入れた。鏡開きした餅をオアゲに入れた巾着も。これがまた美味しい。ベースは昆布と鰹節の出汁だが、先にじっくり煮込んでおいた牛スジ、それにタコ焼きで残ってしまったタコも入って、出汁はいっそう豊かな味になった。それに山の水と薪火だものな。
お雑煮の味
2006年、元旦。もぞもぞと遅くに起き出して、やっぱりお屠蘇のアテづくりだよね(笑)。なんてさっそくおニューの砥石で包丁を研いだりするのだった。さすがによく研げる。仕上がりが速い、気持ちイイ。さっそくカブ、と昆布の酢の物、ゆでだこのスライスでビール。そして昨年のCopen旅で行った魚梁瀬で仕入れたスギの升で日本酒。これがウマイ。安酒も2ランクくらい上がる感じである。
町中囲炉裏自然農計画どうよ
アトリエ長期計画では今日は餅つきの予定だったのだが、コンニャク製作の後片付け(ビニールに小分けして冷凍してみることにした)や料理などをしているうちに時間が過ぎる。室内全体が片付かないうちから次々に新たなことを始めるので、餅つきの前にもやるべきことがいっぱいなのだった。
そのうち藤岡のIさんが遊びに来た。Iさんは農業人で、この辺りに落ち葉を集めに来たのだった。ちょうど肉団子入りの鍋物を仕込んでいたので食べてもらうことにする。
「旨いですね! 本当に味付けしないでこのままが美味しいや」
「ウチの野菜は小さいけど、甘くて深いでしょ」
「うん。でもね、お客さんって残念ながら野菜を、味でみないんですよね」
ようするに見てくれで選ぶわけだね。