小鳥食堂


明後日に迫った桐生Fezでのライブのために練習に入って、石垣作業はしばしお休み。雨水を吸って重くなった土が乾くのにいいお休み期間になるかも。

それにしても昨年9月に崩壊した道の工事が大掛かりでまだ完成しない。ようやく壁の補強ができたみたいだ。斜面にボーリングしてアンカーで止めるという凄まじい工事。建設費も膨大なものになろう。日常この道を利用するのは過疎でわずか数件しかないのにこんな立派な工事をしていいのか? ま、いいんだろうな、地元の土建屋さんは公共工事が少なくなって大変らしいから・・・。

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息抜きに高崎へ出た。下小鳥町の「小鳥食堂」で食事。ここはネット情報で前から気になっていたのだが、ただ盛りがいいだけの店ではなく、丁寧で、味も良いのだ。YKはハンバーグ定食、私は唐揚げ定食のご飯大盛り。うーん、気に入った! 古き良き時代の大衆食堂がそのまま残っている感じだ。作るのがおやじさん、給仕がおかみさん、というシンプルさ。料理や盛りに気持ちが入っている。

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高崎、~古河へ


高崎某所の喫茶店のモーニングを食べに出かける。「ゆで卵とパンが食べ放題」というフレーズに惹かれたのだった。その後、高崎市立図書館へ。それにしても下界は暑い! ふたたび広々とした喫茶店をみつけて、紅茶を飲みながら借りた本を読む。空海の軌跡を写真で辿った『空海の道』(新潮社)、名古屋の食文化名店案内『名古屋いい店うみゃ~店』(文藝春秋社)。

茨城の図書館に調べものの用事があったので一番近い古河市立図書館まで行ってみることにする。草津も遠いが古河もなかなか遠い。しかし、どうしても気になることがあったのだ。


哲学堂ふたたび


さて、今日は前橋の友人H君が遊びに来るというので、高崎哲学堂で待ち合わせ。この建築の構造をもう一度眺めつつスケッチしているうちにH君到着。棗に付き合ってもらいチラシを渡したあとアトリエへ。

ともあれ、平屋建てなら間伐材でも住宅が造れる、という可能性を哲学堂は教えてくれる。そして23日のブログにも書いた安中の武家屋敷も。丸太そのままで材を使うと構造材としては最も効果的である。製材することで繊維を切断すると反力が弱まる。法隆寺をはじめとする飛鳥時代の建築が1000年以上保っているのは、クサビ割りと槍芬(やりがんな)で繊維を切断することなく材を用いたことも大きいのだ。

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だるま市


『現代農業』のラフの修正が出て、朝から仕事モード。FAXしてようやくOKが出て、夕刻からコペンでお出かけ。高崎だるま市の初体験。人も出店も多かったけど、どうもだるまに願掛けするというご利益信仰がいただけない。それにきちんとお金のランクがある、という商売になっているところも悲しい。結局は買わず、広島風お好み焼きを1枚食べて帰還。秩父夜祭りといい、だるま市といい、本質の上質な部分は消えてしまい、欲望の渦とテキ屋ランドと化してしまっているかのようだ。いまの神社やお寺っていったい何なのだろう?

takadaru