アトリエの家の壁が倒壊して、イタルさん宅の台所のガラス窓を1枚割ってしまった。西側の壁はイタルさんちの台所に接近しており、その幅は1mもないほどなのだが、土壁の痛みが激しく「いよいよ補修せねば・・・」と思っていたところであった。スイマセン!
その壁は構造からいうと外屋(げや)で、いわば本体の軸組から飛び出した部分で、家の内部からはアクセスできない空間であった。前住人の方が壁でふさいでしまっていたのだ。しかし、そこにはタンスが眠っていたのだった。土台が腐ってそのタンスが壁側に傾き、このところの乾燥晴天続きで貫が縮んだのであろう。それで土壁全体が一枚分はがれて倒れたのだった。